カテゴリ:ひと・人・ひと( 10 )

怯まず・臆せず その結果…

どうも、自分が損をしていると思うことが多い

私の仕事には、残業手当というものがない
どんなに多くの仕事を背負っていても、である
私の仕事には、昇格昇進ということもない
年齢によって、給料がスライドしていく仕組みだった
かつては…の話だ
今は、年を重ねても給料は上がらない
10年前の方が、たくさん給料を頂いていた

まあ、それは仕方のないことなのだ
私の不満がそこにあるわけではないのだ
どんな仕事の仕方でも、給料は変わらずに出る
すばらしいことであるが、これが不満の種にもなる

私にいつの間にか仕事が集まっていた
家庭生活をかなり犠牲にして
自分の余暇もつぎ込んで
ようやく仕事をこなしてきたが
身体的にも精神的にも参ってきた
職場に行くのが辛いと思うことさえ出てきた

我慢ばかりしているのは止めよう

そうだ、今年は怯まず臆さず…だった
と言うことで、上司に相談してみた

伝え方が悪かったのだろう
忙しいと言ったことを責められた気がした
自分の得意分野で外部から講師を依頼されて引き受けたことも非難された
断れと。
事前に許可したのは上司なのに

弱音を吐いたのが間違いだった
私に仕事を割り当てている上司に相談したのが間違いだった

同じに給料をもらっている同僚が帰っていくのに、時間になっても帰れない私
毎日仕事を持ち帰り、休日も家で仕事をしている私
夕方、職場でお茶を飲み、談笑しているその人たちをみていると
腹が立ってくる

本来なら、あなたたちがするはずの仕事を私がしているのに
どうしてのうのうと笑っていられるの…と
そして、悲しくなる
どうして私だけが…と

仕事を断ることは上司の命令だからできない

本当は上司の悪口は言いたくない
仕事ぶりは自分の責任だから弱音も吐きたくない

だけど、こんな毎日を過ごしている自分が可哀想で、悲しい
臆せず・怯まず、相談してみたら、痛い目にあった
それもまた、がっかりだった
「よくやってくれている、助かるよ。難儀をかけるね。」
こんな言葉の1つで私は元気になったのに
他人に期待した私が悪かった

臆せず・怯まずの方向が間違っていたのだ
人に頼らず、自分で歩こう
仕事が私に集まってきたことは、幸せなことだと言い聞かせて
自分ができることをできるようにやっていこう
いずれ、解決されると希望を持って

誰も褒めてくれないので
私を私が褒めることにした
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by hanaatushin | 2011-02-28 01:04 | ひと・人・ひと

花をいける

最近何もかもが面倒に感じられて
ずっと続けていたお花でさえも
行き渋ってしまうことが多かった

久しぶりに教室にはいると
心が和むのが分かった

花を手に取ると何とも言えない気持ちになった
うまく言い表せない
何とも言えない気持ちだった

なつはぜの細かい枝をどんどん落として
すっきりさせるにつれて
気持ちまですっきりした

花を生けることは理屈抜きでいい

久しぶりに玄関に花が戻った
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by hanaatushin | 2010-07-29 09:19 | ひと・人・ひと

姉と弟

単身赴任中の弟が
インフルエンザに罹ったらしい
母からの電話で知った

最近は、
父の病気だったり
母の入院だったりが続いて
母の口からいい話を聞くことがめっきり少なくなった

甥は今年高校を卒業するが
まだ進路が決まっていなくて
これも母の心配の種の一つになっている

そんな中で弟のインフルエンザだ
もともと弟は丈夫なたちではなく
病気に罹るといつも酷い思いをする
だから、母が心配するのだが
だれも、もちろん母も、弟のところに行くことはできない

今日で寝込んで5日目になるというから、
食事はどうしているのだろうなどと心配が募る母の気持ちはよく分かる


私は姉である
弟とは5歳年が離れている
弟が小さいとき
自分が弟を守ると信じていた
今も、実際には何もできない姉なのに
弟のことが気にかかって仕方がない
遠く離れて暮らしている両親のことも気にかかるが
同じようにもっと遠くにひとりぼっちで暮らしている弟のことが気にかかる

自分が楽しい思いをすると
今頃弟は…
という思いが胸をよぎることがよくある
スキーをしてリフトに乗っている時間だとか
映画の帰り道だとか
家族でおいしいものを食べに行った帰りだとか
そんなときに、ふと弟のことが思い出されて
ああ 
という気持ちになってしまう

小さいときから病気がちで
我慢したり耐えたりすることが多かった弟
私のようにすぐに弱音を吐くこともせず
いつも同じように落ち着いた様子で生活することができる弟
それなのに、
姉の私が守ってあげなくちゃ…
と、よけいなことを
つい考えてしまう。

いつまでたっても
姉と弟は姉と弟のまま
だけど、遠い距離に隔てられている
心配な心はあるけれど、電話もメールもしない


こんな関係が丁度いいのかもしれない

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                                          2月14日 六義園にて
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by hanaatushin | 2009-03-01 16:34 | ひと・人・ひと

胸一杯に

9月の終わりのある日
職場の帰り道、涙が溢れた。

この年にして情けない話だと自分でも思う。

仕事のことなら納得ができるが
本分以外のところでとても嫌な思いをしたからだ。
「人間性」という言葉を口にした人がいた。
それに打撃を受けた。

その場にいたのは私一人ではなかったけれど
同じように衝撃を受けていた。
私は、家に帰り着く前に
暗い公園で一人で泣いた。

人間性?
面と向かって他人の人間性を云々すること自体…



いいえ、もう、止めましょう。

次の日、私は、ハワイのホテルのベランダに立っていた。

真っ青な海を見つめて
深く深く息を吸い込んだ。
そして、思いっきり大きく息を吐き出して
嫌なことも全部
挫けそうな気持ちも一緒に
ハワイの空に、はき出した。

こんないい時間を味わえるのも
仕事があってのことだ。

いいときにハワイに行くことができた。
ハワイの空は
朝も
昼も
夜も
最高だった。

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私は ハワイの夕暮れの海辺が一番好きだった。
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by hanaatushin | 2007-10-06 16:04 | ひと・人・ひと

花の盛りの別れ

闘病中だった伯父が逝った。
花の盛りに逝ってしまった。

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伯父は、眠っているような穏やかな姿だった。
昨年祖父母の法事で会ったときと同じように
矍鑠とした伯父の姿だった。

さいごの最後まで、兄貴はがんばった。

と父が話してくれた。
意識のあったさいごの日、
帰ろうとする伯母の手をきつく握って、
放そうとしなかったと聞いた。

自分のことだから、知っていたんだろう。

と、これも父の言葉。

兄弟も子供たちもみんな、吹っ切れたような表情だった。
せいいっぱい生き抜いた伯父が、
みんなをそんな表情にしてくれたのだと思った。

いつもにぎやかなことが好き、まわりを楽しませることが好き
そんな伯父だった。

だから、桜が満開な今を
親戚一同を自分の回りに集める時に選んだのかもしれない。
これからは毎年、満開の桜の時期が来れば、
みんなが伯父を思い出すのだろうと思った
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by hanaatushin | 2006-05-01 08:12 | ひと・人・ひと

母を思う人

今日病院に行った帰り、高血圧症の服薬を始めることになって、私は落ち込んでいた。
その医院の玄関を見ると、足取り重く彼女がドアを開けるところだった。
彼女は、その医院の奥様。
私は彼女とちょとした知り合いだった。

「あら、久し振り」
お互いに声を掛け合ったが、彼女もどことなく元気がなさそうだった。
私もきっとそうだったのだろう。
「元気でしょう?」
と彼女から言葉を返してくれた。

「ううん。わたし、高血圧になって…」
「あら、同じよ。私も1週間前から飲んでいるのよ。
 子ども達のためにも、お互い健康でいなくちゃね。
 はやく診てもらって、治療してもらって。」

そして、彼女は、彼女のおかあさんの話をしてくれた。
おかあさんも高血圧の治療をしておられたらしい。
自宅裏の畑に行って、一時間もたたないうちに彼女が畑に行ってみたら、おかあさんは倒れておられたらしい。
「あまりに突然のことだったので、
 初めはおかあさんがふざけて寝たふりをしていると思ったくらいなの。」
と彼女は、ふっと息を吐くようにしていった。
ご主人は、即死に近い状態の脳卒中だったと彼女に告げられたとか。
「一日も看病していないのよ。つらくてね。一年もたつのに、今でも、思いだすとね…」
と言って彼女は涙を流した。

「おかあさんの近くにいてあげられて、おかあさん幸せだったと思う…」
私には、これしか言えなかった。
母を思って涙する彼女に、私の心も寄り添っていくように感じた。
彼女の悲しさが、自分のことのようだった。

母を思う彼女にあって、私も、母を思った。
いつも、母と別れるときに、あと何度会えるかなと考えてしまう。
また会えるといいなと…
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by hanaatushin | 2005-07-05 20:15 | ひと・人・ひと

自分なら ああ生きられるか

突然逝った彼女とお別れをしてきました
仕事柄、たくさんの人に本当にたくさんの人に見送られた、彼女でした。
私は、広い式場の隅にいて、涙がとまりませんでした。
式場のあちらこちらからも嗚咽の声が聞こえました。
彼女との別れを、みんな悲しんでいました。

彼女は、1年半前に余命の告知を受けていました。
それで、仕事を辞めたのだそうです。
私は何も気付きませんでした。
私達には、体力がついて行かなくなったから、みなさんに迷惑がかかるから、と冷静に語っていたのに…
本当に親しくしていた友にも、本当の病気を語らずに、
最後の最後まで彼女らしくしっかりと
妻として、母として、嫁として生きた彼女でした。

自分だったら、彼女のように生きられるか考えました。
きっと、じたばたするでしょう。
自分のことを優先するでしょう。
弱音を吐くでしょう。

彼女は本当に強い人だったんだなと思います。
だから、人には優しくできたのでしょう。
みんなから好かれ慕われ尊敬されていた事が分かりました。

私のような生き方もあるのよ
あなたとは違う生き方だけれどね。
彼女との最後の別れの時に、彼女からそう教えられたような気がします。
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by hanaatushin | 2005-05-04 21:21 | ひと・人・ひと

突然に

突然、友の死を知らされました。
学生時代は、テニスラケットを抱え、バンビのように軽やかに颯爽と歩く彼女でした。
漱石を卒論テーマにした彼女が語り出すと、溢れるように言葉が続き、追いかけて理解するのが大変なほどでした。
社会人になってからも、同県に勤務したことが縁で、時々会って話をしました。
つい1年前、卒業以来会っていない友が尋ねて来るというので、おなじ科の仲間が集まって話をしたばかりでした。
体調も良くなく、思ったように働けないという理由で職を辞したこともそのときに知りました。
淡々と、ごく当たり前のことのように語った彼女からは、こんなに早い別れは想像できませんでした。

就職して半年ぐらい経った頃、彼女から突然の℡があったことを思い出しました。
確かテレビドラマで、秋吉久美子演じる芸者が、あまりにも生活にルーズでだらしなく、自分のことを自分で管理できない役柄だったそうです。
「…そういうわけでね、あなたを思い出したのよ。そうしたら心配で…。
 ちゃんと仕事に行ってる?
 朝起きたりできる?」
笑いながら、受話器の向こうで彼女が語ったことを、思い出しました。
私はそのころ、ふるさとを離れて一人暮らしをしていました。

しっかり者の彼女がもういません。
私達、彼女の仲間は皆動揺しています。

季節はもう春ですが、彼女が育った土地の冬山の写真を彼女に贈ります。
彼女を待っている両親の元に、たどり着いたでしょうか。
3人で、またなかよく語り合っていることを祈っています。
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by hanaatushin | 2005-05-01 07:49 | ひと・人・ひと

新年度

きのうから新年度が始まった。
我が家の家族も、転勤あり、就職あり、進級あり、転居ありと慌ただしい年度末を過ごした。
そして、昨日、それぞれが新たに一歩を踏み出した。

私も、新しい仲間とのスタートだ。
笑顔を意識し、一歩相手に近づいて、あいさつすることから始めてみようと思う。
新しい仲間、新しい上司との関係を良く保って、気持ちよく働きたい。

職場の中で、おばさんの立場にある人が前向きで明るいと、職場は楽しくなるんだって。
じゃあ、私の出番ですね。
前向きに、新しいことに尻込みせずに向き合って、ワハハと笑い、こだわらず。
職場をあったかほんわかの渦に巻き込んじゃえ。
眉間にしわを寄せないように、目尻のしわは気にせずに。
天然のぼけを大いに役立たせて。
いいこと聞いた。

でも、出来るところもさりげなく見せなくてはね。
あくまでもさりげなく。
あくせくするのは、みんなの見えないところでにしましょう。

なんだか楽しくなりそう。
新しい人との出会いは、いつもわくわくする。
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by hanaatushin | 2005-04-02 10:56 | ひと・人・ひと

自分自身

今日もいろいろな人にあった。
いつも、誠実にその人とかかわりたいと思うけれど、どこまでできたただろうか。
誠意はどこまで人に届くのだろうか。

だいたい誠意なんて、あるんだろうか。

わたしは、自分に正直に、どんな自分も受け入れられる自分になりたいと、思っている。
強いて言うならば、この正直な自分そのままで人と関わることが、
誠意なのかなと感じている。

自分の気持ちを受け入れることが出来ない人、
妙にへりくだったり、
妙に謙遜したり、
妙に自信がなさそうだったりする人にあうと、
嫌悪してしまう私。
丁寧な物腰の人に見えても、
腰が低い人に見えても、
物静かな人に見えても、
二つの心のせめぎ合いで内心は揺れている。
そんな人を私はどうしても好きになれない。
もっと自分に正直になればいいのに…。

私はいつもどんな自分でも受け入れられるひとでいたい。
自分の陰を誰かの中に見つけたときに、どうしようもない嫌悪感に襲われるのかもしれない。
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by hanaatushin | 2005-03-31 20:05 | ひと・人・ひと