母の決意

今年76歳になる母が
生まれて初めての手術を決意した。

肩が痛くて
茶碗もろくに持てなかったのに
母は、農作業をしていた。

半身に軽い麻痺の残る父を支えて
農作業をせざるをえなかった、というのが現実だけど。

父は、リハビリだと笑いながら辛い作業をこなしている。
母は、痛くてたまらないので、辛い作業は辛いばかりのようだ。

農繁期には、弟の手を当てにしてきた両親だった。
でも、これからは諸事情で弟の手を借りることができなくなった。
ますます、両親で働く事が増えることになった。

そこで、母は思いきって手術を選んだ。
76歳なのに手術を選んだ。
安静にして、力仕事などしない生活だったら
手術を選ぶことはなかったのかもしれない。
けれども、母は手術を選んだ。

手術を選んだ母に
前向きな意志を感じた。
離れて暮らすことになる弟に
心配をかけまいとする母心を感じた。
父を少しでも助けようとする思いを感じた。

何であれ、母は手術を選んだ。

母の前向きさに、見習おうと思った。
ちょっとした、仕事の失敗や思うようにいかない人間関係を
引きずってくよくよするようでは
母の娘として恥ずかしい。
母の前向きを 自分も吸い込もう。

けれども、手術の日は仕事を休んでついていてあげよう。
離れたところにいる母だからこそ
その日は近くにいてあげよう。
そうしよう。
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by hanaatushin | 2007-07-07 17:35 | つぶやき