お母さんは、冷たい

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娘が免許をとった。
合格した!とメールが届いたけれど
車の免許なんて誰でも取れるものだからと思い
特に大喜びもせずに、よかったねという程度に過ごした。

夫が娘に車を買った。
田舎なので、車がないと不便だからと
娘はまだ学生なのに、車を買った。

春休みで家に戻っている娘は
車が届いたとき
「お母さん、乗ってみる?」

としきりに私を誘ったが、
疲れている私は乗る気になれなかった。
次の日も、帰りが遅くて、誘われたけれど、乗る気になれなかった。

しばらく黙っていた娘が、
お母さんは、冷たいよね。」
と言った。

そうだった、確かに娘に無関心だった
と悔やんでいるところに
娘の言葉が追い打ちをかけてきた。
「私が免許をとったときも、お母さんは喜んでくれなかった。
 私の車を、お母さんは見てもくれない。」

本当にそうだった。
最近、気持ちがふさぎ気味で、
自分のことでいっぱいいっぱいになっている。
娘の気持ちを汲むゆとりを失っている。

毎日一緒にいたときには
もっと娘の気持ちを考えていたような気がする。

離れて暮らすうちに、
心のエネルギー配分の仕方を変えてしまったようだ。

自分のことばかりで精一杯な自分が
余裕を失っているまわりを思いやれない自分が
今の自分だった。

娘の言葉で我に返ったような
自分が見えたような
そんな気がする。

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今日はライブに出かけている。
きっと帰りは遅い。
でも、待っていよう。
帰ってきたら、娘にココアでも作ってみよう。
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by hanaatushin | 2007-02-18 21:46 | つぶやき