眠れない夜

今日は休みで一日中家にいた。
家にいたというより、部屋に閉じこもっていた。
こんな休みの日は、気が滅入る。

私は、まだ嫁だ。
リビングにいても、義父と義母がくつろいでいると、
私は居場所がない。
居場所がないような気分になる。

私はまだまだ外で仕事をしたいけれど
同年代で、そろそろ退職勧告を受けている人もいると聞く。
私もそうなったら、
この家の中で、一日中こうして息詰まる思いで暮らすことになるのだろうか
と、先のことを心配し、
暗い気持ちでいっぱいになって部屋から出られなくなる。

買い物も、台所仕事も、庭の管理も、
しっかり者の義母と義父が
全てそつなくこなしていく。
だから、休みの日でも、私の出番など、どうしてもありっこない。
どんどん仕事が進められていく。
だから、私は自分の居場所が無いような気になって
部屋に閉じこもることになる。

義母が台所に立っているとき、
私は手を出せない。
ずっとそうしてきたから
今さら、できない。
私に何を頼むでもなく
私に何を言いつけるでもなく
義母はずっと1人でなんでもこなしてきた。

50才になったというのに
私はまだまだ半人前にもなっていない。
やらなければ覚えられない。
主婦の仕事をろくにしていない私は、本当に役立たずだ。

してもらえるだけ、ありがたいことよ。
なんでもしてくれるお義母さんで、よかったね。

周りのみんなはそういうけど
本当にその通りだけれど
義母は本当にいい人だけれど
思秋期を迎える年代になっても
自分の家庭を自由にできない閉塞感をどう表現したらいいのか分からない。

それなのに、私の未来に待っているのは、義父と義母の介護なのだ。
2人の介護が立ちふさがっている。
私は子ども達と離れて暮らすのに。

仕事を早めに辞めたら、自分の好きなことをするわと、
退職を心待ちにしている友達もいる。
彼女は核家族。
これから私を待ち受けているのは、介護なのだと思うとたまらなくなる。
母が12年介護をしたときの、あの辛さ、あの重さがよみがえってきて、こわくなる。

もう、私を自由にしてください。
私の思うように食器を選ばせて下さい。
私の思うように冷蔵庫を使わせて下さい。
普通の働く主婦の生活をさせてください。

それができなかったら、私のこれからの時間を私のためのものにして下さい。

そんなことを朝から考えて、一日を過ごした。
そして、今も眠れないで、鬱々としている。
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by hanaatushin | 2005-11-24 01:38 | つぶやき