義妹に感謝

久しぶりに母に電話をした。
弾むような元気な声に、ほっとした。

けれど、本当は、大変なことが起きていた。
母は自慢のバイクで、転倒し怪我をしたらしい。
らしいというのは、電話の向こうの母が見えないので、よく分からないから…

でも、声は明るかった。

父の農作業を手伝おうとして、おやつを持ってバイクで家の裏の坂道を下ったときに
バイクが倒れた。
前から膝が弱かったが、
その痛めていた膝をしたたか打って
我慢できない痛みだった。
しかし、状況を父に告げないわけにもいかず
気丈にも、自分でバイクを起こして、コンバインを運転する父のところに行って
「転んで足が痛いから家に帰る。」
と告げて家に戻った。

とても痛く、我慢できないので、タクシーで病院にいこうと思った。
そこで、義妹(母からすると、嫁)の携帯に電話を入れて病院に行くと連絡した。
何年か前、母は、父が倒れたときにも、救急車より先に義妹に電話を入れた。
今回も、母は、息子である弟にではなく、義妹に電話をした。

さっそく義妹は弟と連絡を取ったけれども、弟は仕事を抜けられないと言うので
自分が仕事を抜けて、母を迎えに自宅に戻ってきてくれた。
途中、病院の整形外科に救急の申し込みを済ませてきた。

怪我をしている母にとって、義妹が迎えに来てくれたことはどれだけの支えになったか。

母は義妹に連れられて、病院で診察を受けた。
骨折していなかったので、安心したということだった。
しかし、それから数週間になるけれど、膝はまだ治らないらしい。
秋の収穫の時期に、母は家で寝ていることが多く、父に申し訳ないと言っていた。

本当に大変なことだったのに、母の声が元気だったのは、
母を義妹が支えてくれたことが嬉しかったからだと
わたしは思った。

わたしに伝えるとき、義妹のことを語る言葉が多かった。
自分の近くに信頼できる人がいてくれることが、母にはうれしいのだと思う。

娘のわたしは、遠くから言葉をかけるだけ、
いつも両親に手をさしのべてくれるのは義妹。

両親の近くにいてくれるやさしい妹に、また今日も感謝の気持ちでいっぱいだ。
  ほんとうにありがとう
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by hanaatushin | 2005-10-17 21:46 | つぶやき