楽しむこと

笑うことは人間だからできること
苦難に当たったときも、笑いににその理超えることはさらに高度なこと
とか。
脳科学の第一人者、茂木健一郎氏がそう書いていた(ように思う)。

先を案じても不安が増すばかり
今をどう生きるかを考えることが、幸福な生き方につながる
とか。
哲学者で心理学者の岸見一郎氏が、そう書いていた(ように思う)。


母は、8月中旬、築地にある大きな病院で無事に1回目の治療を終えた。
これは、最先端の治療法のようだ。
私は、手術と認識していたが、
病院では、一貫して治療という言葉を使っていた。
全身麻酔をして行う治療であった。
地元の病院であったなら、開腹手術をしなければならなかったと思う。

2ヶ月後にもう一度治療をすることになるが、
母の治療は、治るためのもの。
身体への負担も軽く、治療を終えて安心した。

思い切って地方から出て治療を受けることにして良かった。
10日あまりの間に、私は東京を3往復した。
ホテルなどに5泊した。
付いていなくても良かったのだが、
入院の日、手術(治療)の日、退院の日、術後(治療後)の検査の日
母は自分で電車を乗り継いで移動できないので
付き添った。

私と父と娘は
母が麻酔をかけられて治療をしている間
病院の最上階にあるレストランで
おいしいお寿司の昼食をとっていた

父が帰ったあとの数日間で
私は、銀座の町を散歩した
歌舞伎座や今若者に大流行のH&Mや花畑牧場のショップや…
築地市場も散歩した
そして、おいしいものも食べた
母は絶食中にかかわらず…
極めつけは
市川海老蔵・団十郎親子の新作歌舞伎「石川五右衛門」を観たこと
最後の日は、ちょっと奮発して銀座のホテルにも泊まった。

母は、はじめ「迷惑をかけて悪いね」と言っていたが
私が、あまりに遊び回るので、そう言わなくなった。
くよくよすると、母が良くなるのなら
私が心配をすると、母が元気になるのなら
いくらでもするけれど、そうではない。

母の近くにいて、
私が、笑って楽しくしている方が
母も嬉しいに違いない。
私も娘と居てそう思うから…

退院して1週間
実家に行ってみると
母はエプロンをして父の昼食の世話をしていた
いつもと変わらない風景だった。

父を誘って車で3時間
野球観戦に行った。
応援するチームは大敗したが、
父は球場で飲むビールのおいしさに酔ったそうだ。
ホテルに泊まり、
次の日の朝、地元に帰るバスに父を乗せて見送った。
秋には手術をする父だが
何も変わらない、いつもの父だった。

父も、治るために手術をする。
その先、どうなるかと案じても、先のことが好転するとは限らない。
今できることを楽しんで、
今できることがあることを喜んで
そして、毎日を過ごしたい。

さてさて、私も仕事に追われないように
先回りして仕事に取りかかるようにしましょう…
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by hanaatushin | 2009-08-25 05:08 | つぶやき